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2018年2月27日火曜日

古巣での研究会

FWSP(フィールドワーク社会心理学研究会)2018の2日目である。昨日の立命館大学大阪いばらきキャンパスから、大阪市天王寺区にある浄土宗應典院へと会場を移した。2006年4月から2016年3月まで身を置いてきた古巣である。昨日は開始前に今年度に着任された立命館大学サービスラーニングセンターの担当課長・担当職員の方々にご挨拶をした。今日の開始前には秋田光彦住職、また私が秋田住職から受け継いだバトンをリレーした秋田光軌主幹、そして今年度から着任している繁澤邦明さんにご挨拶をさせていただいた。


朝は應典院でのお勤めから始まった。さすがに10年、お寺に身を置いてきたこともあって、一部、唱え間違えた部分があったものの、浄土宗の日常勤行を滞りなく勤めることができた。その後は應典院の本寺である大蓮寺が設置・経営してきたパドマ幼稚園の見学、そして園長を兼務する秋田住職との対話の時間となった。当初の構想では、黒門市場に出かけて昼食休憩を見越していたものの、インバウンドの観光地として定着してきたために、大変な賑わいとなっているから、と避けることを助言され、馴染みのお弁当屋さんの食事を研修室にていただくことにした。


午後には新規の参加者から、じっくり話題提供をいただいた。1本目は「校外実践家によるワークショップ型授業実践の学習環境デザイン」だった。続いて、「『浮遊する参加者』(floating participant)の実践コミュニティへの参加の意義:ある音楽アウトリーチ実践の事例から」と題して発表いただいた。午後のセッションの最後には「被災者支援における災害ボランティアに関する現場研究」と題した発表がなされた。


應典院のスタッフの皆さんと、同じく應典院の2階に入居する創教出版の職員の方々にあいさつをして、交流会の会場となるcocoroomまで、下寺町界隈の散策を兼ねて、徒歩で向かった。途中、一心寺や通天閣などに、全国からやってきた参加者の方々は興味が向いたようだった。cocoroomでは鍋をつつきつつ、串カツをほおばり、さらにはホルモン焼きとちらし寿司を味わいながら、多方面にわたって話の花が咲いた。私を含め、一部の参加者はcocoroomのゲストハウスに泊まり、明日の最終日に備えた。



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