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2018年2月9日金曜日

ほどなく1年でも初めての…

大学(のみ)で働くようになり、3月の時間の使い方をよく考えるようになった。大学教員の仕事を紹介するとき、銀行の仕事と重ねて説明することがある。銀行の窓口に。訪れる人は15時までの動きしか見えないものの、窓口の奥にいる人たちは15時の窓口業務のために、また窓口業務を経て15時以降に、それぞれの仕事を重ねていく。

大学の仕事も、学生が授業に出るあいだだけが業務時間ではない。よって、学生が長期休暇に入れば、大学の教職員も休みということにはならない。さらに言えば、授業1時間半のために準備の時間がかかる上、授業の後にはフォローアップの時間も必要とされる。もちろん、学生もまた、予習や復習に時間を割いて欲しいのだが、なかなか促しきれていないのが実情である。

加えて、教員には教育だけでなく、研究も求められる。最近は、そこに社会貢献も求められるようになってきた。実際、この数年、私は立命館による災害復興支援の活動に相当の熱量を割いてきた。それもあって、この1年のデンマーク暮らしは、教育と研究と社会貢献のバランスを整えるための時間として、実に有意義なものとなっている。

そして来月、日本から4組のお客さんがオールボーにやってくる。年度替わりを前に、比較的柔軟に出張ができる大学関係の方々が多い。それもあって、今日は充実の滞在となるように、と、オールボーのまちへと下見に出かけた。その際、これまでは駐在の方にデンマーククローネへの両替のお世話になっていたためにネットバンキングばかり使ってきた銀行のATMを、初めて使ってみた。



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