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2016年4月8日金曜日

修行からは程遠い遊行

 新年度もまた、金曜日は立命館災害復興支援室の会議日である。そのため朱雀キャンパスに足を運ぶことが多い。今日は年度末からの疲れも貯まっていたので、会議前に鍼灸治療院に向かった。実は丁度1週間前にも施術を受けており、社会運動のみならず体育会で筋持久力を使っていた学生時代からお世話になっている先生のもとに伺った。
 会議までに時間があったので、朱雀キャンパスまで歩くことにした。四条烏丸付近から千本三条まで、約30分の道のりだった。お昼ごはんの少し前の時間だったので、早くも行列をつくるお店や、短縮授業なのか公園で遊ぶこどもたちなど、まちの風景は歩くことそのものに楽しみをもたらせてくれた。自ずと、手持ちのカメラに指が動いた。
 午後からの会議では、今週末と月末に相次いで行われる岩手県大船渡市関連の取り組みに時間が割かれた。本来は年度当初ということもあり、事業計画全般に議論が行われた方がよいのであるが、まだ基本方針が定まりきっていないかった。いや、定めねばならないのだが、文字と数字で定めきれていないのだ。力不足を恥じ、もっと時間と指導を重ねる必要を痛感した。
 会議の後、力不足のモヤモヤに責めさいなまれて、朱雀キャンパスから自宅まで歩くことにした。40分弱、再びまちの風景を楽しもうという魂胆であった。途中、京都市による仁和公園の廃止問題が話題となっている立本寺の桜を楽しんだ。まちを歩く愉悦はテレビの中だけではない。

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