ブログ内検索

2016年4月25日月曜日

風土への配慮

 別府で朝を迎えた。昨晩、博多経由で移動したのだ。しかし、特急ソニックの車内にショルダーポーチを置き忘れた。晩ご飯をご馳走いただいた立命館大学アジア太平洋大学(APU)の今村正治副学長は「またか」と苦笑した。
 そして朝、8時30分には、APUのキャンパスに足を運んだ。この日、熊本地震による休講があけ、スチューデント・オフィスのスタッフらの呼びかけで、学長・副学長・学部長をはじめ、多くの教職員が「welcome back!」や「おかえり!」と、声を掛け合って学生らを迎え入れることとなった。立命館大学と同一法人なのだが、長年にわたり織りなされた組織文化が、こうした気風を生み出していると確信する。実に温かく、そしてうらやましい。
 心地よい雰囲気に浸りつつ、午前中はスチューデント・オフィスの皆さんと、今回の地震に対する支援で意見交換を行った。既に立命館大学の学生オフィスから、休講中の学生対応のため、英語対応な可能なカウンセラーが応援にやってきていた。意見交換では学生たちの「したい」を支える枠組みをどうするかが論点となった。APUの風土もあり、学園の意向を無理強いしない、学生に押しつけない、今後の支援に余波を出さないことを基軸に据えた。
 余震も続く。しかしAPUの気風を受けた学生らがいち早く始めた募金活動は、新たな行動を生み出そうともしている。大地の揺れは、多様な面で思いも揺さぶる。支援者をどう支援するかが鍵だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿