今日は妻とコペンハーゲンへと向かった。4月から、何度かお目にかかっている方から、クリスマスの雰囲気を楽しみに来てはどうか、とお誘いをいただいたのだ。朝8時3分オールボー発の列車で向かったのだが、ささやかなトラブルに見舞われた。駅の出発案内には列車番号が出ておらず、コペンハーゲン行きの列車が止まるホームに足を運んでみると、天井のモニターには逆方向の行き先と別の時間が掲示されていた。
駅員さんの姿も見当たらない中、若干、途方に暮れていると、親切な方(恐らくデンマーク人)が「この列車でいいみたいだよ」と手招きしてくださった。実際、列車に乗車してみると、車内の電光掲示板には「コペンハーゲン空港行き」と示されていた。慌てずに対応されている方の振る舞いから、こういうことに慣れている人が多いのかもしれないと想像を巡らせてみた。一方で、先月、BBC やニューヨークタイムズにて、日本では列車が20秒早発したことを謝罪するというニュースが報じられたことを想い起こした。
無事、コペンハーゲン中央駅に着くと、ホームで友人が待っていてくださった。そして1971年に「建国」されたクリスチャニア、王室の方々が住まうアマリエンボー宮殿 、通称「ブラックダイヤモンド」と呼ばれる王立図書館、難民の方々の支援拠点「トランポリンハウスhttps://www.trampolinehouse.dk」、さらに夜の人魚姫の像と連れていってくださった。トランポリンハウスは女性限定の交流会で、また見学は後日にして欲しいとのことだった。また、その後には直訳すると「世界文化センター(World Cultural Center)」となるVerdensKulturCentretにも足を運んだが、貸切のパーティーイベントがあるとのことで、こちらも簡単な見学しかできなかった。
そして、ご自宅へとお邪魔した。お連れ合いとも再会を祝い、まずはソファーにてワインを楽しんだ。そして、お母さまが50年前に日本で学んだというすき焼きを振る舞ってくださった。既に発売はされていないという、当時物のすき焼き鍋(Philips製)にて、懐かしい味を楽しみ、新たな思い出を刻ませていただいた。
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