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2017年12月24日日曜日

イブ

クリスマスイブである。デンマークのまちは、ほとんど動きが止まっている。庶民の味方とされる、近所の生協でさえも、15時で閉店となる。それぞれに、大切な時間が過ごされるのだろう。

デンマークでは24日の午後に教会に行く習慣があるそうだ。グリーンランドの自治を研究テーマにオールボー大学に滞在されている研究者の方も、今日はグリーンランド語で礼拝が行われる教会に足を運んだとのことである。先般、寄付の文化について調べていた際、デンマークでは教会の力が弱まっていると聞いた。教会に行かないデンマーク人にとってクリスマスに礼拝に行くことを非日常と捉えるか、あるいはクリスマスの日にはデンマーク人も教会に行くことを習慣と捉えるか、見方は分かれそうである。

今日は終日家で過ごした。午前中には先般、途中抜けをした同志社大学大学院総合政策科学研究科のインターネット会議が行われた。既に前回の内容はメールで共有いただいていたのもあり、議論は円滑に進んだ。そして今回をもって、来年度の枠組みは合意に達した。

冬至を迎えたからといって、いきなり日が長くなるということはない。16時ごろにはキャンドルに火を灯し、夜を迎えた。21日から使い始めた卓上の赤いキャンドルはだいぶ短くなってきた。プレゼントやケーキを買うばかりがクリスマスの準備ではないことに浸った今年、はてさて、来年はどんな風にしてこの時を迎えるのだろうか。


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