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2017年12月13日水曜日

鳩の巣箱にお便りが

書類棚のことをpigeonholeと言うことを、オールボーに来てから知った。4月25日、私のIDカードができたという連絡が来た際、受け入れ担当のMogens先生が「ランチルームの書類棚に君の名前がつけられて、今後は大学からの公式な書類や郵便物はそこに入れられるから」と仰ったのある。この書類棚を「pigeonhole」、つまり「鳩(pigeon)」の「穴(hole)」という英単語で表現されたのである。確かに英語の辞書にも載っていることばではあるが、比喩に高い関心を向けていることもあって、こうした表現にはそそられるものがある。

今日はその書類棚に日本からの書類が届いていた。立命館大学から、来年度の担当授業に関する資料だった。ほとんどがPDFでも提供されているものの、一部が書面のみでの通知ということもあり、こうして送付をいただくことになった。スキャンしてPDFでも良さそうなものの、全体のルールから外れることは難しいようである。


大学には書類を取りに行くのが目的ではなく、オールボー大学の教職員全体ミーティングに出席しようと足を運んだ。5月4日の「Teaching Day」の会場ともなった大講義室が会場だった。ところが、ミーティングの開始15分ほど前に入室したにもかかわらず、既に会場は立ち見の状態で、入り口付近にも人があふれかえっていた。

ただ、今日は投影される資料の英語版があらかじめ紙面で用意されていた。逆に言えば、ミーティングはデンマーク語で行われるということである。そこで冒頭部分だけ参加し、失礼をすることにした。すると、私の受け入れ担当の2名の先生(前掲のMogens先生とCasper先生)はいずれも出席しないとのことで、ささやかな拍子抜けの感覚を抱きながら、英語版の資料をもとに、オールボー大学の今後の戦略を学ばせていただくことにした。



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