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2017年12月18日月曜日

1冊のガイドブックでは辿り着かない旅へ

日本から諸外国へ旅に出るとき、たいていは「地球の歩き方」を手にすることが多いだろう。私もまた、例外ではない。インターネットがこれだけ普及しているのだから、「地球の歩き方」に乗っている情報は、どこかで見つけることができる。もっとも、「地球の歩き方」そのものをAmazonのKindleで購入することだってできる(ただし、画像版であって、テキスト検索などはできない)。

12月の2度目のコペンハーゲンの2日目、今日はこれまであまり足を運んでこなかった地区に足を伸ばした。気づけばオールボーに住み始めてから、今回が10度目のコペンハーゲンである。振り返ると、4月に2回(日本大使館へ在留証明の取得、桜フェスティバルの見学)、5月に2回(ゲール事務所調査随行、アマーネイチャーセンター訪問)、7月に2回(ホームパーティーへの招待、母たちを連れての観光)、10月に1回(寄付文化の調査)、11月に1回(Art of Hostingのワークショップ参加)、そして12月に2回(ホームパーティーへの招待、クリスマスの観光)と、足を運んでいる。まあ、数えることができているうちは、まだまだ不慣れなのではないか、と指摘されるかもしれない。


まずは今年の8月18日にコペンハーゲン南地区に移転したアンデルセンベーカリーで朝食をいただいた。人形姫の像から程近いランゲリニエ公園(Langelinie Park)に桜を植樹している、広島のタカキベーカリーによるお店であるため、レジの奥には「2017年 日本・デンマーク外交関係樹立150周年」を祝う大きなビスケットが飾られていた。その後は西地区のVesterbro方面へ向かった。建築家集団「リアルダニア」が改修を手がけたマリア教会、公衆トイレをコミュニティセンターにリノベーションするなど工夫を凝らしているSaxopark、そして5月にアマーネイチャーセンターを訪れた際に夕食をいただいたコミュニティセンター「AB Salon」へと、足を運んだ。

オールボーに戻る前、10月にも訪れたWe foodを再訪した。前回は2店舗目のNørrebro地区だった。今回はアマー地区に構えた最初の店舗に足を運んだ。もしかすると日本への帰国前には、最後のコペンハーゲンかもしれず、ふと寂しさも募る一日となった。



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