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2017年12月17日日曜日

クリスマスのコペンハーゲンに

「クリスマスのコペンハーゲンでは、きっとこれまで感じたことがない風景に触れることができるよ!」そんな声に導かれるように、コペンハーゲンにやってきた。12月の初旬にもコペンハーゲンには訪れていたものの、クリスマスの直前に、また足を運ぶことにした。結論から言えば、確かに、これまでとは違う雰囲気を味わうことができたように思う。

朝にオールボーを出て、コペンハーゲンにはお昼過ぎについた。列車での移動であった。既にまちはホリデーなモードなのか、数量限定のオレンジチケットは、いつもにも増して割引率が高かった。車内では、昨日、オールボーの朝市で購入した「juleklejner」と呼ばれる、沖縄のサーターアンダギーにも似た、クリスマスの時期によく食べるという揚げロールパンをいただいた。


チェックイン時間には少し早かったものの、まずは宿で荷物を下ろして身体を軽くした。そして、現在は国会議事堂などが入るクリスチャンスボー城などスロッツホルメン(Slotsholmen)地区を散策し、17日から22日までホイブロ広場(Højbro Plads)で開かれているクリスマーケットを覗いた。そして、大道芸人などがお祝いの雰囲気を醸し出しているストロイエ(Strøget)を通り抜け、コンゲンスニュートー広場(Kongens Nytorv)からニューハウン(Nyhavn)へと向かった。

まだ明るいあいだのまち歩きはそぞろに、デーヴィス・コレクション(The David Collection)の鑑賞へと足を伸ばした。ここは1960年に亡くなった弁護士が個人で収集した1980年代のヨーロッパの美術・工芸品を中心に、無料で公開しているという施設である。無償で貸し出されるタブレット端末を片手にじっくり鑑賞した後は、再びコンゲンスニュートーからニューハウンにてクリスマスの夜の雰囲気を味わい、中央駅から比較的近くにある比較的リーズナブルなレストランで夕食を取って、初入園となるチボリ公園にてクリスマスのライトアップを写真と記憶に収めた。


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