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2017年12月30日土曜日

文化のブリッジ

今日は寒い一日だった。朝、起きて外を見ると、テラスの表面にうっすらと雪が残っていた。そして、スマートフォンで天気のアプリを立ち上げると、気温は2度であるのに対し、体感気温はマイナス3度とあった。もちろん、摂氏での温度である。

デンマークに来てから、天気のアプリをよく立ち上げるようになった。デンマークの天気で最も多いものは「晴れのち曇り時々雨」というものではなかろうか。極端に言えば、毎日その予報でもいいと感じるときさえある。実際、8月1日に購入したレインコートのタグにも、「2012年からデンマークの天気に戦いを挑んでいる」と書かれているように、本当に天気が移ろいやすいのだ。


昨日、スーパーに買い物に行ったものの、生鮮食料品は反対方向にある生協の方が質がよいため、雨の降らなさそうなタイミングを見計らって、買い物に出かけた。生協までは歩いて10分少々の距離である。ただ、雨に降られると、なかなか辛い。スタジアムの自転車置き場が唯一の雨の場所で、これまで数回、雨をよけられないタイミングで突然の土砂降りに見舞われたことがある。

生協に着くと、入り口に「新年の飾り帽」がセール品として並んでいた。昨日のスーパーでも新年の衣装がいくつか並んでいたことを思い出した。そして偶然なのか、飾り帽の中には来年の干支である「戌」をモチーフにしたものもあった。なんだか、東洋と西洋の文化に橋が架けられたようで、なぜか気持ちが浮き立った。


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