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2017年12月3日日曜日

ブリッジを渡って

クリスマスの雰囲気を楽しみにおいで、と、お誘いを受けてやってきたコペンハーゲンである。昨晩のランチがメインイベントだったが、当然、オールボーまで戻ることはできず、1泊することになった。繁忙期ということもあって、なかなか市内で確保することができず、空港近くに宿を取った。それでも、地下鉄によってアクセスが至便だったので、むしろ適切な選択だったかもしれない、と思うようにした。

日の出が8時台ということもあり、遅めの朝食を取って、まちへと繰り出すことにした。いくつか候補があったが、スウェーデンまで足を伸ばすことに決めた。もっとも、午後にはオールボーへと戻るため、遠くまで行くことはできない。向かった先は、コペンハーゲンから列車にて約30分で行くことができるマルメである。スウェーデンで第3の都市であり、17世紀後半まではデンマークに属していた。


コペンハーゲンとマルメとのあいだは、2000年7月1日に開業したオーレスン橋によってつながっている。この橋の存在は、連続テレビドラマ「THE BRIDGE」 の名前の由来ともなっている。コペンハーゲンからマルメへと向かう際には、あいにくの天気で眺望を楽しむことはできなかった。ちなみにコペンハーゲンへと戻る際には私は眠りについており、妻だけが晴れ間の中の景色を楽しんだようである。

マルメでは市内を散策した。無印良品が入っているビルを訪れ、繁華街のオブジェを楽しみ、クリスマスマーケットの立ち並ぶ商店街を歩いた。印象的だったのは市立図書館だった。知的な空間に触れることで、なんだか賢くなった気がしているのは、きっと大きな勘違いのはずである。


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