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2017年12月7日木曜日

ものと人を迎える日

ものはいつか壊れる。ものを主語にすると、そういう言い方ができる。ただ、人を主語にすると、人はいつかものを壊す、となる。ものを所持する量が多い中で、ものが持続する時間が短いと時に批判を受ける私は、もののためにものを買わざるを得なくなる機会が多い。

今日は12月2日に注文したACアダプターが届いた。今、使っているMacBook Pro用の85Wの電源で、純正品とは違ってコンセントから本体と本体からパソコンにつながる2つのケーブルが着脱できる代物である。こちらはAmazonのドイツから届いた。再配達という仕組みがないデンマークゆえに、何を買うかだけでなく、いつ、どのように届くかもまた、購入時に吟味をしなければならないのが、日本の買いものよりも慎重になる点である。


お昼過ぎに荷物を迎えた後、夕方にはオールボー空港へと向かった。ちなみに荷物は何時に到着するかまではわからない、というのが標準である。「今日は荷物が来る予定だから家にいなくちゃ」という理由が通用するのがこの国の流儀なのだろう。もちろん、それだけではあまりに非効率ゆえに、駅やスーパーなど、まちの至るところに宅配ボックスが置かれており、私書箱のように使えるようになっているのだろうと推察する。

空港では立命館大学総合心理学部の皆さんをお迎えした。まずはホテルにチェックインをし、図書館を案内し、ビュッフェスタイルのレストランで会食した。そこでは充実した滞在となることを願って緻密な工程表を持参した。明日からはオールボー周辺の案内である。


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