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2013年2月15日金曜日

待ちの時間がもたらすもの

午前中に到着の便で、日本に帰国した。オランダ・スキポール空港の発着便が混雑していたためか、出発が1時間ほどかかり、結果として30分程度、予定時刻から遅れての到着となった。当然のことながら、関西空港行きの便ということもあって、ゲートに着くと、そこには関西のことばが行き交っていた。ただ、アムステルダムの美術館巡りをしている最中に舞い始めた雪もあって、あわただしく空港に着いたため、おみやげを買って、保安検査を受けると、ほぼ搭乗時間となったので、あまりゲートで会話を聞いた、という感覚はない。

日本に戻ってくると、周りへの配慮が少ないことに気付く。特に、待つことよりも、譲る、ということが稀なようにも思う。例えば、ターンテーブルでの荷物の受け取り、電車の乗り降り、歩道での往来など、である。人口8万人程度のまちで育ってきたのもあってか、どうも、そうした習慣にはなじめていない。もちろん、自分の都合を優先したくなるが、「急がば回れ」のごとく、結果として待つ方が、全体としては円滑に人とものが運ぶことの方が多いように思う。

ただ、帰ってくるなり、いくつかのことに追われる日々が続く。例えば、不在郵便物の受け取りである。「この間、日本に不在なことは知っているはずなのに」と感じながらも、まあ、送り主の都合もあろう、と、相手の立場に思いを馳せてみる。加えて、電子メールの送受信も、当面、頻繁に続きそうだ。

そんななか、大阪市により、「大阪アーツカウンシル設立に向けた事例調査・フォーラムの開催等」企画運営業務にかかる事業者の公募が本日、2月15日から始まった。ただ、2月26日に締め切りで、事実上、3月の事業着手となることを鑑みると、この事業は昨年度末の議会で決定されていながら、実施年度のうち、12分の1の期間だけで事業に着手され完了されなければならないこととなる。今年度、大阪府と大阪市の「特別参与」なる職に就かせていただき、守秘義務に抵触しない範囲で客観的な見地から事業の背景を整理するなら、この時期のこの期間での事業実施の背景には、大阪府と大阪市との共同事業として展開されるために、予算執行への調整が難航した、ということがある。「府市あわせ」とは誰が言い始めたかは知らないが、事業の依頼「主」に対して、その事業を担う事業者は「客」ではなく、あくまで事業「主」であることに、「役」所はその「役」を勤める上で、配慮を重ねていただきたい。

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