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2017年4月22日土曜日

春眠でも暁を覚える

先週の今ごろは日本だった。平成28年熊本地震から1年にかかわってのフィールドワークなど一時帰国をしていた。デンマークの生活ではテレビを見ずに過ごしている。そのため、インターネットを中心に日本の情報が入ってくるわけだが、あれから1週間経った今も、熊本から、また親友・友人・知人たちの投稿で、熊本にまつわる投稿を変わらず目にするのだが、一方で日本のテレビや新聞ではどう伝えられているのか、少し気になるところでもある。

テレビがない生活をしていることもあってか、夜は早く、朝が早い暮らしとなっている。もっとも、日本にいたときにも、朝はラジオで始まっていた。耳学問とはよく言ったもので、慌ただしい朝も、落ち着いた朝も、ラジオのある暮らしにより、ネットニュースだけに依存しない知識や知恵をつけることができていた。それもあって、今、デンマークにいても、時折、日本のラジオに(VPN接続という方法をつかって)アクセスしている。

加えて、夜な夜な飲みに歩くこともないため、生活のリズムが整っているせいか、朝日や夕陽を見ることが多い。少なくとも日本に居たときには考えられない程の頻度で、一日の始まりや終わりのときを丁寧に過ごせている。今、住まわせていただいている部屋の窓から、ちょうど、朝日の反射光が射し込むのと、夕陽が沈んでいくのが見える。それゆえ、余計に、空の色が変わっていく風景を味わう楽しみが得られるのも大きい。

今日はそうした家で一日過ごした。日本の出国時から宿題になっている仕事を、それなりに進めることができた。加えて、午前中には、バルセロナと札幌にいる方々のあいだに立ち、国を越えて人と人とをつなぐ時間を過ごした。そして、夏にバルセロナにお邪魔するチケットも抑えることができた。うららかな春の土曜日、今日もまた、早寝早起きで、明日を迎える。


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