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2017年4月24日月曜日

はじまりの月曜日

月曜日である。私のカレンダーは月曜始まりの設定にしている。宗教によっては土曜日に始まり金曜日に終わるとする方々、土曜日が安息日であるとする方々、日曜日を安息日とする方々など、多様である。ただ、日曜日に休んでから一週間が始まるという感覚を引きずっている私は、月曜始まりでないと、どうも座りが悪い。

月曜日ということもあって、朝起きると日本からのメールがいくつか入っていた。今、デンマークはサマータイムゆえ、日本とは7時間の時差がある。そのため、デンマークの朝5時が日本の正午だ。朝型の生活であることは既に述べたが、朝、何となく目が覚めると、お昼の雰囲気をまとって、短文での報告のメッセージがケータイに入っていた。なんだか「イラッ」とせず、むしろ微笑ましく感じて受けとめたのは、こちらでの生活に余裕があるからかもしれない。

裁量労働になって久しい。逆に、ネクタイを締めて通勤をしていた、というと驚く人さえいる。小学校と中学校と高校と幼稚園とが、ほとんど並んだところにあったこともあって、大学生になって初めて、通学することの億劫さを感じた。通勤をするようになり、ある程度の身だしなみを整えなければならなくなったが、そこを億劫という言葉では片付けてはいけないと、身をただすことにした。しかし、9時ギリギリの出社は数知れず、「直出」という勤務様式を知ってからは、そうした方法を利用することも多かった。

今、キャンパスから徒歩3分のところに暮らしている。ただ、未だゲストカードのままということもあって、自宅で作業することも多い。今日もまた、同じく、自宅にて日本からの宿題をせっせと行っていた。そして日の入り時刻の20時50分ごろを前に、西の空に沈む夕陽が誘う色合いを見て、幸せな感覚に浸ったのであった。


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