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2017年6月1日木曜日

いざ、地中海のまちへ。

 ミニプレゼンから1夜開け、今日はバルセロナへと向かった。初のスペインである。スペインに拠点を置くブエリング航空(Vueling Airlines:VLG)がオールボーからバルセロナには週2回、直行便を運行している。約3時間のフライトで、地中海のまちに着くのだ。

 ちなみにブエリング航空はいわゆるLCCである。オールボーとコペンハーゲンの間もノルウェー・エアシャトル(Norwegian Air Shuttle:NAX)というLCCが周航しており、既に何度か利用させていただいたが、同じLCCでも国や会社の性格の違いが現れるのか、と感じたフライトであった。今回のVLGはシートピッチは極めて短く、化粧室も後部に2つのみで、詰めるだけ詰め、機内販売はまるで新幹線のワゴン販売のように頻繁に往復して購入意欲を駆り立てていた。それに対して、NAXはそれなりの広さで、機内も静かであり、実に満足度が高い。

 もちろん、NAXには短距離(40分弱)しか搭乗していないので、VLCでの3時間のフライトと直接比較はできない。ただ、格安航空会社が追求する効率性や生産性の指標も、会社の方針によって多様な形態をとることがわかった。ただ、何より驚くのは運賃の設定である。予約期日や空席状況などにもよるのだろうが、NAXでのオールボー〜コペンハーゲンの運賃はSAS(スカンジナビア航空)の半額以下で鉄道よりも少々高いくらいなのだが、VLCはそのNAXでの運賃よりも安くオールボー〜バルセロナを移動できるのである。

 シェンゲン協定内の移動ゆえにパスポートコントロールを通る必要もなくスペインに到着すると、先にバルセロナに入っていた妻と合流し、宿に荷物を置いてからカタルーニャ広場横のアップルストアに向かった。今回の滞在では、この春から1年間、Jordi Tresserras Juan准教授のもと、バルセロナ大学の遺産観光研究所(Laboratorio de Patrimonio y Turismo Cultural)で客員研究員をされている花村周寛先生にお世話になる。コペンハーゲンのアマーネイチャーセンターで合流してベルリン郊外のトノー自然学校などに一緒に訪れた当別エコロジカルコミュニティーの山本風音くんと共に、である。それもあってメッセージ等では「花村先生」という表現を用いるものの、「ぜひスペインではパエリアを」とお連れいただいたレストランでは、こうした敬称は出会ったときの呼び名を引きずるため、対面では(実は同学年であるものの)「花村さん」「山口さん」と呼び合い、ラテンなまちの長い夜を楽しんだ。


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