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2017年6月26日月曜日

やっと目があう

 日本でもネコと縁があった。大学院生の頃、西陣で暮らしていたとき、草津に住んでいた親友の家で生まれた子猫を1匹引き取ることにした。その後、きょうとNPOセンターが最初の事務所を置いた麩屋町通二条下ルの町家から、3匹の子猫もやってきた。3匹のうち2匹は飼い主となる方が見つかり程なく去っていったが、先にいた1匹(マリン)は大家さんのお宅にて2014年6月19日まで、1匹(つくね)は3月まで住まいを置いていた柏野の家で2017年2月16日まで、それぞれ生きていた。

 昨年の夏に下見のような訪問をした際にはあまり目にしなかったものの、今のデンマークでの住まいの周りには多くのネコたちが暮らしている。ちなみに、今の家はペット禁止がルールとなっている。ところが、首輪のついたネコも多々、遊び歩いている。地域のネコがたまたま家にいるという設定のもと、共に暮らしているのかもしれない。

 日本でもデンマークでも、何かを察知してなのか、ネコたちは私にあまり寄って来ない。妻の見立てでは、不用意な動きがネコたちに嫌がられているのではないか、とのことである。例えば、京都の家のことだが、畳の部屋で食事を取っていたときには膝の上に乗っかってきたし、餌を持っていけばその音につられて私の方に寄ってきた。食事のときだけは私も穏やかで、ネコもお腹が空いては大変ということもあってのことかもしれない。

 今日は終日、家で諸々の作業をしていた。朝は実家に届いたというNHKの受信料請求に対し、廃止届提出のためのやりとりに1時間弱かかった気がする。その後はパソコンでのメール返信や書類仕事をし、家の片付けも行った。そして、貯まったプラスチックごみを捨てに行った帰り、なかなか目の合わないネコ(しっぽ無しちゃん、と呼んでいる)が珍しく寄ってきて、行いを褒めてもらっているような気分に浸った。

 

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