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2017年6月29日木曜日

教授会(のようなもの)に

 今日は13時から大学でのミーティングに参加した。6月20日に、デンマーク語で「Medarbejdermøde」(Google翻訳にかけると「Employee Meeting」)への招待メールが届いたのである。そのメールには「Doodle」(日本で言えば「調整さん」のような日程調整や出欠確認を行うことができるサービス)へのリンクが張られており、開いてみると、20日の13時から15時までの一択しかなかった。要は出席確認だと捉え、他に何も予定がなかったので、出席で回答した。

ところが、案内には時間と場所しか書かれておらず、事前に議題などは明らかとされていなかった。私はnon enmployedのVisiting Researcherのため、厳密には雇用者の会議に参加する資格はないはずである。ともあれ、メールで招待が届いたのなら行ってみようと、出席で回答したのである。ちなみに今日、改めてDoodleで作成されたURLを見てみると、回答者は114人で、出席者は49人、そのうち私のような立場の人がどれくらい参加しているのかは見当がつかなかった。

会場に入ると、デンマーク語でのスライドが準備されており、何となく察しがついた。夏休みには個別に3週間の休暇を取ることができるため、今日が全員が集まることができる最後の機会ということで、スタッフ全員に対して、オールボー大学コミュニケーション・心理学部の中期計画の説明がなされたのであった。スライドに示された議題には、戦略の名前、現在私たちが置かれている環境、具体的な行動計画、財政面の将来展望、まとめ、とされていた。ちなみにまとめのところでは「jordbaerkage og champagngne
」と付記されていた。

2時間、デンマーク語での説明となったが、いわゆる講義室での開催だったこと、スライドが使われたこと、ノートパソコンを持っていたこと、それらが重なって、Google翻訳を使いながら、内容を把握した。途中、中期計画の冊子も配布されたが、これまたデンマーク語で、こちらは写真からOCRでスキャンして翻訳をしてくれるスマートフォンのアプリを使って内容の理解に努めることにした。多岐にわたる内容であったが、今後、いっそう自己開示を促し、社会との接続を図りつつ、そして価値創出のため、PBLに焦点を当てていく(PBL som omdrejningspunkt i forhold til åbenhed, samfund og vaerdiskabelse:Google翻訳によると、PBL as a focal point in relation to openness, society and value creation)と示されていた。2時間のミーティングを終えると、会場の出口には「ストロベリーケーキとシャンパン」が用意され、廊下での懇親会が予定されているようだったが、朝に京都(立命館大学)から届いた荷物の整理と、明日お客さんを迎える準備もあって、そそくさと失礼をしてしまった。

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