今かかっている英語論文は、苦労しながらも、考察まで書き進めた。図や表の素材もつくりあげた。なかなかの進捗である。日本にいたらできないのかもしれない、と考えるのは簡単だが、それでは日本に戻ったら、こうして何かを書きあげることができないということになってしまう。
以前、学問の師匠でる渥美公秀先生から「英語論文の方が楽やで」と伺った。それは「ストレートに書けばいいから」と、というのが渥美先生の見立てである。確かに、日本語論文ほど、レトリックに拘らなくていいところがある。しかし、それもこれも、語彙力があってのことである。
あまり椅子に座ってばかりでもいけないので、近所のスーパーに買いものに出かけた。買いものを通して防災につなげる、という趣旨の論文なので、行為を客観的に見ることもできて、都合がいいとも考えた。ただ、天気が変わりやすいデンマークでは、出かけるタイミングの見極めが難しい。特に今日は不慣れな英語論文ということもあるので、論文の切りがいいところを待っていれば、いつまでも買いものには出かけられなくなる可能性さえある。
昼過ぎに晴れ間が見えたので、ここぞのタイミングだと、出かけることにした。その際、民間非営利団体による衣類の回収ボックスに夏の服を中心に提供することにした。こちらは帰りの荷物が減る、ということにもなり、そしてまだまだ着ることができるものが、どこかのまちの誰かのもとに届けられていくことになっている。決して、体型が(悪い方に)変わって着られなくなったわけではないことを申し添えておきたい。
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