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2018年1月11日木曜日

ヨークの時間

ロンドンから列車で2時間弱、ヨークにやってきた。12世紀ごろまでに築かれた城壁がまちのあちこちに遺り、中世の風情が包み込むまちである。このまちに、2009年から應典院で取り組まれている「グリーフタイム」の発案者の一人、尾角光美さんが留学している。昨年10月にオールボーに尋ねてきてくれたこともあって、今度はこちらがお邪魔した。


尾角さんにはホームでのお迎えから、夜のご飯までおつきあいをいただいた。まずは最近リノベーションをしてB&Bも始めたという、駅近くの「ザ・バー・コンベント・リビング・ヘリテイジ・センター」に立ち寄り、庭、チャペルなどを見学した。続いて、映画「ハリーポッター・賢者の石」に登場するというダイアゴン横丁のモデルとなったとされるシャンブルズ(Shambles)通りを散策した。そして、BettysのStonegate店にて早めのランチをいただいた。


ランチの後は、いくつかの教会を巡った。All Saints Pavement教会では、アフガニスタンにて生命を落とした方々を追悼するステンドグラスを拝見した。Spurriergate教会では、礼拝堂の大部分をカフェにして地域に開放している様子を垣間見た。そして夕方には来たヨーロッパ最大級のヨーク大聖堂を拝観した。


ヨーク大聖堂に向かうあいだ、城壁の上を歩き、「edible york」と名付けられた街頭の野菜庭園を観て、尾角さんが行きつけのコーヒー屋さんでの休憩した。また、ヨーク大聖堂の拝観前にはOuse川沿いを散策し、拝観後には最近開店した日本茶カフェ「Ippuku」に一服した。そして、朝にヨーク駅横の「Left Luggage」にて預けた荷物を持って、尾角さん行きつけのパブにて夕食となった。クラフトビールやフィッシュアンドチップスなどを堪能した。


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