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2018年1月23日火曜日

はなせばわかる

今日は久しぶりに打合せのためにオールボー大学に向かった。今は試験の時期である。全学でPBL(Problem-Based Learning)を導入しているオールボー大学の試験は、講義科目はレポート、プロジェクト科目はプロジェクトレポートの提出の後でメンバー合同での口頭試問となっている。今日もまた、キャンパス内のラーニングコモンズでは、試験のためか試験を終えてなのかは不明ながら、多くの学生たちが打合せを行っていた。

打合せでは、2月にアメリカ・カリフォルニアのサンタクララ大学で開催されるPANPBL2018でのポスター発表の素材を検討した。昨晩のうちにメールで送ったものである。今年度、オールボー大学に客員研究員として受け入れていただくにあたり、ホストとなっていただいた先生方との協働発表のためのものだ。ただし、あまりに文字が多かったのが気になっていたので、午前中には文字を減らし、図や表や写真を増やしたバージョンを送っておいた。

今日はA4およびA3版での出力で検討した。実際は横が1mほどのものとなるため、4分の1程度の大きさで検討したことになる。それでも、主な内容と、全体の流れについては十分に議論ができた。そして、修正に向けてのポイントも確認できた。

うれしかったことは、研究の方法について示す部分で、「2017年4月から始まった」として、今も継続中だとわかるようにした方がいいと言ってもらえた点である。加えて「今後も、ペーパーにまとめることや、比較研究を進めたらいい」とも語ってもらった。3月にデンマークを離れて終わりではない、ということだ。にしても、小さい素材での検討にあたり、時に目を離し、目をチカチカさせながらの議論となったものの、最終的には話せばわかる、そんなことを痛感する1時間あまりの濃い打合せとなった。


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