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2018年1月29日月曜日

アップルの恩恵で

大学1回生の頃、Macintosh LC475に触れて以来、Apple社の製品のとりこになっている。そのオシャレさは、PC-8801シリーズを使っていたときから関心を向けていた。中学か高校の頃にもらってきたであろう、今はなき西武百貨店浜松店のスタンプが押されたMacintoshのカタログは、今でも捨てずにとってある。初めてのMacは、大学2回生のときに短期集中の警備員のアルバイトで購入したPowerBook 180cで、こちらもまた、捨てずにとってある。

デンマークには2台のノートパソコンと、1台のタブレット、そして複数のスマートフォンを持ってきた。それらのうち、ガラホと呼ばれる電話機と、その設定のために用いたスマートフォンを除いて、Apple社の製品である。いずれの製品も、その造形だけでなく、一連の操作性が、よくよく考え抜かれた道具だと感じてやまない。ただ、いずれの製品も最新モデルではなく、逆に最新モデルには食指が動かない。

今日はiPad mini 2で読書をした。最新モデルはiPad mini 4だし、Apple Pencilを使うことができるProシリーズも複数ラインナップされている。ただ、Touch IDという指紋認証が導入されて以降、どうも身体と道具との関係が以前とは違ってきているような気がして、新たなモデルへの関心が沸かない。そもそも、今のモデルで困っていない、ということも、新たなモデルへの興味が高まらない理由の一つである。

身体感覚として慣れているiPad mini 2で読んだのは、月末締切という約束で引き受けさせていただいた書評のための一冊だった。アプリでの読書も、そのコツをつかんできた気がしている。大まかな構成をまとめあげたので、同じくTouch IDがついていない世代のスマートフォンのメンテナンスをした。先般、いわゆる「文鎮化」してしまったものの、日本への帰国を前に、今一度、一線で活躍してもらうために、である。


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