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2018年1月21日日曜日

後から参加したからこそ

朝から日本とインターネット経由でミーティングに参加した。日本では朝10時から始まっていた。私はデンマーク時間で7時30分から参加した。日本では15時半だった。

内容はある本の翻訳であった。10人で翻訳をしているため、一同に介して密な議論を行うにはそれだけの時間をかける必要があるのかもしれない。1度だけ、ネット経由で参加したこともある。そのときは2時間ほどの時間で設定をいただいた。

正直、長時間のミーティングを行うよりも、事前に意見を整理し、可能な限り調整をしておくことの方が、物事を決めて勧めるためには効果的である。ミーティングに参加すると、その場の瞬発力で、もっともらしい声が重ねられることがある。もちろん、それが新たな可能性を創発するものになればよいが、悪い意味での同調圧力によって到達水準が下げられることや、確実な方法を求めるために煩雑な手順をとることが妥当とされることがある。

翻訳作業を一つのプロジェクトとして捉えるなら、確実に時間的な区切りがあり、メンバーがいて、かつメンバー以外に調整を重ねる相手がいる。そこで必要となるのはバックキャスティングの発想である。これは終わりの時期と水準の双方から、辿るべき道を探ることを意味する。どうも、今、参加しているチームは現時点から到達すべき水準を考えて作業を進めることがフォアキャスティングのもとで進められているように思われ、一定の水準の翻訳原稿があがってきた今こそ、メンバー間でのチームワークのもとでマネジメントのあり方を見つめ直す好機だろう。



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