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2018年1月8日月曜日

読みにくくても伝わるものがあれば

オールボーに、新しい日本文化を紹介する拠点が生まれた。4月のお花見でお会いした方がお店を始めたのである。これまで、語学学校や観光ガイドなどの仕事をされたと伺っていた。そして一念発起、固有の場を持つことにされたのである。

お店の名前には「Okaeri」と名付けられた。なかなか欧米の方々には発音しにくいと思われる。それでも、同じようになかなか読みづらい「Karaoke」という言葉は見事に定着してきている。ぜひ、「Okaeri」も、その言葉に込められた意味が、お店を通じて提供されるホスピタリティーと共に、オールボーの人々に受け入れられていくことを願う。

オープン初日となる今日、開店早々に妻とお邪魔した。既にいくつかのネットメディアにより、お店のことは紹介されていたため、お昼の時間までに2組のお客さんが来られた。ちなみにデンマークでは「プレオープン」の文化がないことを、雑貨店のタイガーコペンハーゲンが大阪にて日本初出店する際のドキュメンタリーで知っていた。ただ、「Okaeri」は日本風に、メディアなどを対象としてレセプションを行ってオープンすることにしたようだ。

「Okaeri」から戻ると、自宅にて論文の修正作業にあたった。10月末の投稿時には至らなかった点が徐々に明らかになってきた。依頼原稿ではなく投稿論文であることを踏まえ、全力で思考を深めていった。それなりに、ではなく、きちんと納得がいくものへと整ったため、深夜のラブレターのように書き手の思いがあふれることで逆に相手との距離が開いてしまわぬよう、明日の朝に再度通読した上で共著者にチェックをお願いすることにした。


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