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2018年1月18日木曜日

いかにして古いシステムで使いこなすか

ついにMac OS X 10.6等ではDropboxを使うことができなくなった。既に2017年8月31日に、「ご利用のOSのサポートは2018年1月16日に終了します」とメールが届いていた。それを思えば、2日間は生きながらえたことになる。既に16日のうちに、このときを想定して準備はしていたものの、自動でログアウトされるのではなく、アプリ側から必死に同期を取ろうとする挙動が確認できた。

ふと、テレビのアナログ放送の最終日のことを思い出した。2011年7月24日のことである。ちょうど、フジテレビ系のFNS27時間テレビの中での生放送「笑っていいとも!増刊号」にて、カウントダウンがなされたことをよく覚えている。その後、いわゆる「ガチャガチャ」と呼ばれるロータリースイッチ式のテレビなどでテレビを観るためには、RF出力のある地デジチューナーか、古いビデオデッキや単体のRFモジュレーターを通してアナログ出力したデジタル放送を入力しなければならなくなった。ただ、東日本大震災のために岩手・宮城・福島の3県では地デジへの移行が2012年3月31日まで延期され、ケーブルテレビ等ではアナログ方式に変換した放送が2015年4月30日まで続けられた。

もちろん、DropboxのMac OS X 10.6のサポートが延長されるとは思っていなかった。むしろ、今までサポートが続いたことの方が驚きでもある。既にAppleのサポートが切れて久しく、最後のセキュリティアップデートが公開されたのは2013年9月12日である。それから4年と3ヶ月あまり、インターネットを通してファイルの同期を図る必要があるサービスが続けられてきたことが有り難い。

これからはメインのパソコンではOS 10.9、サブのパソコンでは10.11を使いつつ、それぞれ10.6も使っていくことにした。パーティションを切り、アクセス権をうまく設定して、10.6側から新しい方のパーティション側のDropboxフォルダを観ていくという具合である。もちろん、10.6の環境では同期が取れないため、作業の後には再起動して新しい方のOS側でサーバー側の情報を更新しなければならない。それでも、使い慣れたいくつかのソフトをもう少しだけ長く使っていくことができそうで、少し安心している。



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