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2018年1月26日金曜日

駆け込み応募

デンマークで暮らす経験を通して、大きく変わった価値観がある。それは時間への向き合い方である。少なくとも日本と比べてみれば、開始時間と終了時間にはかなり厳格である。何より、定められた締切は、特に厳格に扱われる。

大学で仕事をしていると、突然、締切が延びることがある。例えば、学術会議の応募の締切は、間際になって延びることが慣例となっている気もする。そして、いつしかそれに慣れてしまった節もある。加えて、「締切が過ぎてもなんとかなるだろう」といった打算を重ねてしまうこともあった。

今日は2つの学術会議の応募締切日だった。一つは今日が当初の締切で、締切の日になって延長が伝えられたものだった。ただ、せっかく締切に向けて準備したからということもあり、締切を前に応募した。もう一つは締切が延長されて今日になったもので、公式に示された締切に間に合うよう、無事に応募の手続きを終えた。

週明けまで締切が延長されたものは、7月にニューオリンズで開催される国際学会で、立命館大学サービスラーニングセンターの取り組みを発表すべく、申し込んだ。申し込みは当然英語なため、まずはこちらから手をつけた。そして今日まで延長されたものは、2月に筑波大学で開催される国内学会で、同志社大学に在職中に指導を担当させていただいた方との発表である。それぞれ、無事に終えると、いつしか日没の時間となり、空が赤くなったかどうかにも気づかぬうち、夜を迎えていた。



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